【ハトの帰巣本能】
ハトは一般に「渡り」をしませんが、伝書バトは
遠距離(最大約1000km)から渡りに似た行動を
して帰還します。
これは著しい帰巣本能性を訓練し、選択飼育し
て発達させたもので、その行動形態には諸説が
あり、少し前までは、視力説が有力でした。
1980年代に入りアメリカのマサチューセッツ工科
大学のウオルコット氏らにより、生物には<マグ
ネタイト>と言われる磁気感知感覚器官として
の磁性体が頭部に存在する事が確認され、こ
れが、地球の磁場を感知し<方位磁石計>とし
ての役割をし飛ぶ方向を決めるのではないかと
報告されました。
つまりハトなど鳥類一般や他の生物の一部(昆
虫、魚類の一部)は、自身の磁石体<マグネイ
タイト>によって地磁気を認識し方位を判断し
て、<渡り>や<帰巣>が出来ると、この学説
が現在では有力視されています。
しかし、詳細なメカニズムは現在のところ、まだ
解明されていませんが、磁器(磁力)が及ぼす
影響は間違いないようです。